すみれさんがガッチガチのハリウッド映画の大役に抜擢されたとのニュース!嬉しいですね~!
新・チューボーですよ!やバイキング等、日本での仕事を全て降板したときには
アメリカに拠点を移す、という噂がありました。
頑張れ!という声が多かったですが、そんなに甘くないよ…という声もあった。
蓋を開けてみれば、アジア系米国人や中国女優を押しのけ大役でハリウッドデビューとは……
名門・カーネギーメロン大学演劇学科で演技を学び、2014年にはアメリカのドラマ『HAWAII FIVE-O(ハワイ・ファイブ・オー)』に出演。
でもアジア人枠なんてないよ!という現実の中、ハリウッドで女優として活躍することをずっと夢見て努力してきたんです。
それが、これ。スゴイ!
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すみれが出演するハリウッド映画の原作は大ベストセラー小説
日本人俳優がハリウッド進出!ってちょいちょい聞く話ですが、
ハリウッド映画と言っても千差万別。
そんなに話題にならない映画も多い。
でもすみれさんが出演するのは、バリバリのハリウッド映画です。
主演は『アバター』のサム・ワーシントン!
原作は『The Shack』
(日本でも邦題『神の小屋』として翻訳されています。)
全米で400万部を突破したという大ベストセラー小説です。
もうアメリカの本屋に平積みになっていた話題作。
「完全にオスカーを狙った作品」とも言われているほどの、大作です。
しかもすみれさんが演じる役、これもちょい役なんかじゃないんですよ。
主人公に大きく絡む「聖霊サラユー」役です。
原作『The Shack』あらすじと「聖霊」役とは
■あらすじ
邦題「神の小屋」からも分かるように、キリスト教色が大変強い作品です。
日本人には、「?」ということも多いかもしれません。
簡単に言うと、娘を殺害された家族の再生を、キリスト教のメッセージを通して描くもの。
平凡な日常を送る50代の男性、マック。その最愛の末娘ミッシーが休日のキャンプ中に誘拐され、数時間後、オレゴンの荒野の廃れた小屋で血に染まった彼女のドレスが発見される。残されたテントウムシのピンから連続殺人犯の凶行であることは間違いなかった。四年後、ミッシーの遺体さえ見つけられず「大いなる嘆き」から抜け出すことができないマックへ、「あの小屋へ来ないか」という奇妙な招待状が届く。悩んだあげくにマックは意を決し、一人でその小屋に向かう。そこで待っていたのは、人生を変える「神との体験」だった…。
物語の前半が、娘が殺されるまでの残酷で緊迫感のあるサスペンス・ミステリーといったエピソード。
それから後半のほとんどが、父親マックと
三位一体(神、キリスト、聖霊)の対話になります。
ここが、キリスト教に詳しくない、馴染みがない日本人には、理解が難しいところかも。
対話というか、三位一体からのメッセージ、説教みたいなのが、延々と続くので……。
キリスト教徒にヒットするのは分かる内容ですが、神を信じない日本人にはわけが分からんと思うかも。
聖書やキリスト教について噛み砕いて触れたい、勉強したいという人には面白い本かと。
■精霊役
それで、すみれさんが演じる聖霊役ですよ。
三位一体神の「神(父)、キリスト(子)、聖霊」、その一人。
この3人(人?)、3神が主人公に語りかける話だと言うのだから、どんなに大役か想像もつくでしょう。
なぜ精霊役にすみれさんなのか?
実はこの本では、神をアフリカ系の女性、
聖霊をアジア系の女性と表現しているんです。
(だから保守派では問題作だったよう。)
なので精霊役はアジア系女優が抜擢されるものだったわけ。
大作のアジア系大役なんて、そうそうないですよ。
この一枠を掴むために、あまたのアジア系女優、スター女優がオーディションに望んだはず。
(だって主演がサム・ワーシントン、
神役がアカデミー賞女優のオクタヴィア・スペンサーっていうんだから……。)
そのあまたの女優たちを押しのけ、射止めたのがすみれさんなのです。
すみれさんを抜擢したのは。「ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日」のギル・ネッター氏。
オーディションで送った5分間の映像が決め手になったそうです。
すみれさんは、Theアジアンビューティーな顔立ち、欧米人に引けをとらないスタイル、ネイティブな英語力と三拍子揃った逸材ですよね!
ルーシー・リューくらいのアジア系ハリウッド女優になれんじゃないかっていうポテンシャルがあるし、本人の夢でもあるので、頑張ってほしい!
すみれさんの
演技力のほどは、日本でのドラマやハワイ・ファイブ・オーでは、あんまり上手くない……という評価が多かったんですが……
現在はどうなんでしょう?オーディションで勝ち得たわけだから、期待できそうですね。
神秘的な役柄なので、がっちりハマったというのもあるかもしれませんが。
その後も向こうで活躍できるような良い評価を得られると良いな!
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